VIAVI、ポスト量子暗号展開のための性能試験を発表
アリゾナ州チャンドラー、2024 年 4 月 9 日 - Viavi Solutions Inc. (VIAVI) (NASDAQ:VIAV) は本日、ポスト量子暗号(PQC)システム展開のための性能試験機能を追加発表しました。暗号化プロトコルを導入すると、ネットワークパフォーマンスのオーバーヘッドが増加し、最終的にはエンドユーザーの体感品質に影響を与える可能性があります。TeraVM セキュリティテストは、大手ネットワークセキュリティインフラベンダー、サービスプロバイダー、研究機関、政府機関、企業の信頼を受けており、複数の品質ベクトルにわたって個々のトラフィックフローのパフォーマンスを測定しながら、セキュアなアクセス接続を介して大規模なユーザーエンドポイントトラフィックのアプリケーションをエミュレートします。
量子コンピュータは、今後数年は発生しないと予想されているものの、大規模な運用が開始されれば、公開鍵暗号が破られる可能性があります。しかし、政府、軍、企業、携帯電話事業者は、膨大な機密データを保護するために、すでに量子安全な未来に備えています。米国連邦政府は、ファイアウォールや VPN ゲートウェイなどのネットワークセキュリティデバイスを含む、既存のすべての公開鍵暗号システムの PQC への移行を義務付けています。
暗号化された機密情報がハッキングされて保存され、量子コンピュータが利用可能になったときに復号化されて利用されるという SNDL(今すぐ保存、後で復号)の脅威を回避するために、企業はプロセス、システム、ハードウェア、ソフトウェア、サービスをアップグレードする必要があります。
VIAVI は、セキュリティテストを含む、大規模で複雑なネットワークのテストと保証において、世界中で豊富な経験を有しています。TeraVM は、米国国立標準技術研究所(NIST)によって義務付けられた PQC アルゴリズムをサポートする初のクラウド対応テストプラットフォームです。TeraVM セキュリティテストは、PQC を使用して IPSec トラフィックを開始または終了するエンタープライズデバイス、コンテンツ配信ネットワーク、端末のパフォーマンスのベンチマークを可能にします。TeraVM セキュリティテストは、市販の(COTS)サーバーまたはクラウドプラットフォーム上で実行可能なソフトウェアベースのテストツールです。TeraVM プラットフォームは、セキュリティコンプライアンスのテストやセキュリティレイヤーのパフォーマンス影響のテストにおいて実証済みの能力を持っており、ネットワーク機器メーカー、ネットワーク事業者、研究機関によって広く採用されています。
「当社の顧客は、ユーザーの日常のエクスペリエンスを損なうことなく、ポスト量子レベルの脅威からネットワークを保護するための重要な取り組みを発表しました」と、VIAVI のワイヤレスビジネスユニット担当上級副社長兼ゼネラルマネージャーであるイアン・ラングレーは述べています。「TeraVM セキュリティテストは、標準化されたアルゴリズム、エミュレートされたユーザー、実際のオフィスアプリケーション、負荷のかかったネットワークを使用した厳格なテストを通じて、ユーザーの能力に自信を与えています。」
VIAVI について
VIAVI(NASDAQ: VIAV)は、通信、クラウド、企業、初期対応者、軍事、航空宇宙、鉄道向けのネットワークテスト、監視、保証ソリューションを提供するグローバルプロバイダーです。VIAVI はまた、3D センシング、偽造防止、家電製品、産業、自動車、政府機関、航空宇宙アプリケーション向けの光管理テクノロジーのリーダーでもあります。VIAVI の詳細については、 www.viavisolutions.com/ja-jp をご覧ください。VIAVI Perspectives、LinkedIn および YouTube で VIAVI をフォローしてください。