FTH-7000
パフォーマンスとラックマウントサイズの最適なバランスを備え、ファイバーネットワーク構築テスト、サービスアクティベーション、保証監視を自動化
OTDR モジュールと内部スイッチオプションを備えたリモートファイバーテスト用の適応型ファイバーテストヘッド FTH-7000
適応型 FTH-7000 は、高分解能の光時間領域反射率計(OTDR)と光スイッチ技術を組み合わせて、構築中またはサービスアクティベーション中にテスト対象のファイバーのリモートテスト認証試験を行い、ネットワーク内の任意の場所の複数のファイバーの OTDR 監視により継続的な保証を提供します。1 台の FTH-7000 で最大 2304 本のファイバーをテストできます。多くの内部および外部スイッチオプションがあり、テスト距離は選択した OTDR モジュールによって異なります。
FTH は、単一クリティカルリンクを保証することも、ファイバーネットワーク全体を保証することもできます。
PON ライフサイクル管理を簡素化:ONMSi システムの一部として、FTH-7000 は FTTH 構築認証、サービス展開、およびトラブルシューティングと保証を加速します。ネットワークを区分化して、障害の原因を判定したり、光バジェットに関する問題を特定することができます。時間の経過に伴うネットワークの健全性の変化をトレンド分析し、貴重なリンクを収益化し、サービスを保証します。
ネットワークセキュリティの強化:10 分の 1 デシベルの損失までの極めて高い精度でファイバータップを検出して場所を特定します。
VIAVI は OTDR と光ネットワーク監視の世界的なリーダーであり、その光ファイバーテスト機器によって、フロスト&サリバン光ファイバーテスト機器マーケットリーダー賞を 6 年連続で受賞しています。
利点
- テストプロセスを迅速化し、テスト担当者の負担軽減を行うことで構築コストを削減
- 光ファイバーの障害発生位置を数時間ではなく数分で特定することで MTTR を短縮
- 正確で遠隔での位置特定により、間違った場所へ誤って派遣することをなくすことで運用コストを削減
- サービスに影響が及ぶ前にファイバーの劣化を検出することによりサービスの中断を回避
- 展開されたファイバーの長期的なパフォーマンス KPI(IL、勾配、ひずみなど)を測定することで投資を保護
- ファイバーへの侵入を素速く検知して、その位置を特定することでネットワークの完全性を保護
アプリケーション
- サービスプロバイダ、インフラプロバイダ、ダークファイバープロバイダ向けのファイバー監視
- FTTx 構築、プロビジョニング、メンテナンステスト
- セキュリティ保証のためのファイバータップ検出
主な特徴
- 超高分解能 OTDR による正確な障害位置の特定
- 従量課金モデルの高密度で拡張可能なスイッチ(48MPO+4 ポート)
- 2 RU で最大 816 ポートまで、または追加の外部スイッチを使用して最大 2304 ポートまで拡張可能
- IP 通信チャネルおよび追加のローカル LAN アクセス
- セキュアなウェブブラウザアクセス
- 高さ 2/3 1RU、デュアルパワーフィード(前面および背面パネル)、電源障害インジケータとアラーム付き、低消費電力
- プラグ&プレイ方式のスタンドアロン監視ツールとして、または ONMSi を使用したネットワーク全体の中央集約型管理システムに実装
- 近端を含むファイバー全体の高確度トレース
- サービスプロバイダ、インフラプロバイダ、ダークファイバープロバイダ向けのファイバー監視