VIAVI、AI ワークロード向け 1.6Tb/秒の高速イーサネット試験を発表

初期顧客には InnoLight 社および Lumentum 社など

アリゾナ州チャンドラー、2024 年 9 月 10 日 - VIAVI Solutions Inc. (VIAVI)(NASDAQ: VIAV) は本日、224G SERDES をベースとした新たな 1.6Tb/秒エコシステムのテストおよび検証ニーズに初めて対応するリューションを発表しました。この新しいテストモジュールである ONE-1600 は、成長を続ける ONE LabPro™ プラットフォームの最新製品であり、HSE-800 800Gb/秒テストモジュールもこれに含まれます。OSFP1600 および QSFP-DD1600 のフォームファクターに対応する設計の ONE-1600 は、当初は 2 ポート構成で、224G SERDES テクノロジーを搭載しています。

AI、ML、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、量子コンピューティングなどの新たなアプリケーションは、帯域幅と規模を加速度的に拡大しており、チップ、プラガブル、ネットワーク機器のメーカーにとってますます困難な課題を生み出しています。アーキテクトと開発者は、確度、展開とテストの効率性、全体的な費用対効果を維持しながら、こうした高速でテストを行うための最新で高性能の計測器を必要としています。

「AI クラスタの光接続化に伴い、1.6Tb トランシーバと 224G SERDES の採用が加速しました」と、LightCounting 社 CEO 兼チーフアナリストであるウラジミール・コズロフ博士はコメントしています。「LightCounting では、これらの製品は 2024 年の数万台から 2025 年には 100 万台に増大すると予測しています。新製品がこれほど急成長したことはこれまでありませんでした。サプライチェーン全体にとっては、これはストレステストになるでしょう。」

ONE LabPro テストプラットフォームでは、物理レイヤーの知見が、一連のデータレートのマルチポート、マルチフローのデータおよび制御プレーンのレイヤー 2/3 イーサネットテストに反映されます。市場で最高レベルのポート密度とスケーラビリティを備えた ONE LabPro は、単一のコントローラで管理し、ONE-1600 モジュールを使用した最大 64 x 1.6Tb/秒のテストポート、または HSE-800 モジュールを使用した最大 128 x 800Gb/秒のテストポートをサポートします。このシステムは、完全なブレークアウト機能、マルチユーザー論理ポートのサポート、論理ポートごとのシングルユーザー粒度を備え、コントローラによって一元管理されたテストモジュールの混在した組み合わせを同期させることができます。ONE LabPro は、現代的なウェブベースのユーザーインターフェースと、次世代の Python ベースの自動化フレームワークを備え、高度なトラフィック生成と解析を可能にし、集積回路やプラガブルインターフェイス、スイッチングおよびルーティングデバイス、ネットワークの機能性と性能のトラブルシューティングとテストを行うことができます。

「InnoLight は、224G SERDES 技術に基づいて 1.6T 製品の開発に多大な投資を行っており、次世代 1.6T 光製品を発表できることをうれしく思います。」と、InnoLight 社チーフマーケティングオフィサーのオサ・モク氏は述べています。「当社の新しい 1.6T 光製品により、クラウド事業者は、計算能力とネットワークを迅速にアップグレードしてエンドカスタマーの需要に応えることができます。VIAVI のテストソリューションは、我が社の開発を加速し、製品の品質を保証してくれます。」

「当社の 1.6T トランシーバーモジュールと、基盤となる高速リン化インジウムのフォトニックデバイスおよびチップスケールパッケージングにおける当社のリーダーシップにより、ハイパースケーラーのクラウド事業者および AI インフラプロバイダーのお客様は、AI および ML ソリューションの拡張において次のステップを踏み出すことができます。」と、Lumentum 社のクラウドおよびネットワーキングの研究開発担当グループ副社長、ホイ・シュ氏は述べています。「VIAVI は重要なパートナーであり、我が社は、製品開発プログラムおよび最終的には、急速に拡大する顧客ニーズに対応する先進的なソリューションの提供を支援する主要な製品テストおよび検証ソリューションの提供を受けています。」

VIAVI のラボプロダクション担当上級副社長兼ゼネラルマネージャーのトム・フォーセット氏は、「ONE-1600 テストモジュールで成長している 1.6T 開発エコシステムをサポートできることをうれしく思います」と述べています。「当社の ONE LabPro プラットフォームは、お客様が挑戦的な高速イーサネットのロードマップを実現するのに役立つ、革新的なプラットフォームであり、224G SERDES で 1.6Tb/秒のデータレートをサポートします。」

ONE LabPro プラットフォームと ONE-1600 モジュールは、中国の深圳の CIOE では VIAVI ブース 10A55 で、ドイツ・フランクフルトの ECOC では VIAVI スタンド A1 で展示されます。


VIAVI について
VIAVI (NASDAQ: VIAV) は、通信、クラウド、企業、ファーストレスポンダー、軍事、航空宇宙、鉄道向けのネットワークテスト、監視、保証ソリューションを提供するグローバルプロバイダです。VIAVI はまた、3D センシング、偽造防止、家電製品、産業、自動車、政府機関、航空宇宙アプリケーション向けの光管理テクノロジーのリーダーでもあります。VIAVI の詳細については、 www.viavisolutions.com/ja-jp をご覧ください。VIAVI PerspectivesLinkedIn、 および YouTube で VIAVI をフォローしてください。


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