FTH-DTSS

分散型温度および歪みセンシング用光ファイバーテストヘッド（FTH-DTSS）は、光ファイバーと光ファイバー対応資産の継続的な監視機能を提供します。光ファイバーケーブルを使用して、資産内または周辺環境の温度および歪みをリアルタイムで継続的に測定し、異常を即座に検出し、位置を特定できます。

当社の革新的テクノロジーを駆使し、高精度と信頼性を要求する業界向けに設計された分布型温度および歪みセンシング（DTSS）は、非常に長い光ファイバーケーブルに沿って温度および歪みを絶対測定し、さまざまなアプリケーションに不可欠なツールとなっています。

クリティカルなインフラ（電力供給）、パイプライン（石油、ガス、水等）、通信ネットワーク（データセンターインターコネクト（DCI)）、その他多様なアプリケーションにおける異常を検出できます。

プロアクティブな監視により、温度および歪みの変化を追跡し、この情報を使用して運用効率と応答性を改善し、損傷や故障のリスクを軽減するためにプロアクティブなアクションで先手を打てるようにします。 

初日からアセットの最適なパフォーマンスと構造の正常性を確保することで、お客様の信頼を高めます。
定期フィールド監査、スポットチェック、トラブルシューティング用のポータブル型ソリューション（OneAdvisor 1000   DTSS）もご利用いただけます。

光ファイバーセンシングの詳細はこちら 

特長

• 最適な配電容量と効率
• 露出ケーブルの検出と埋没深さの確認
• 過剰または異常温度または歪みによるリスクの特定
• 通信、ダークファイバー、データセンターインフラの保護
• イベントの検出と位置特定
• 複数の資産、環境、アプリケーションの同時監視

利点

• ファイバーを 1 本しか必要としないシングルエンドソリューション
• 測定機能をオールインワンユニットに統合（温度および歪み）（特許所持）
• 電源、ラックスペース、加熱、換気、空調（HVAC）要件が低い
• シンプルなGUIによる効率的な操作
• サードパーティシステムと統合しやすい
• VIAVI遠隔ファイバーテストシステム（RTFS）ONMSiと互換性

主な特徴

• 温度と歪みの同時測定（特許所持）
• 温度と歪みの相関除去
• ブリルアン OTDR ソリューション（B-OTDR）
• コンパクトな 2RU ラックマウント可能シャーシ
• マルチポート測定

アプリケーション

• 電力公益事業
  • ケーブルホットスポットの検出
  • 埋没の深さ
  • リアルタイム熱定格（RTTR）
  • 光ファイバー複合架空地線（OPGW）の機械的歪み
• パイプラインの監視（石油、ガス、水等）
  • 地滑りや地盤変動/地震の検出
  • リニア熱検出
  • 漏れ検出
• 通信、ダークファイバープロバイダーとデータセンターインターコネクト
  • 埋没の深さ
  • ケーブルの歪みと疲労
  • 光ファイバーの正常性/劣化の監視
• インフラ構造の正常性監視
  • 橋梁、建物、鉄道、パイプライン、ダム
  • リニア熱と漏れの検出 
  • 地盤変動/地震