Xgig 1000 24Gbps SAS ソリューション
完全統合型のスタンドアロンシステム。24/12/6/3Gbps SAS マルチファンクション (アナライザとジャマー)
VIAVI Xgig 1000 24 Gbps Analyzer / Jammerソリューションは、スタックのすべてのレイヤーでSAS(Serial Attached SCSI)プロトコルトラフィックの同時プロトコル解析とエラー注入を可能にします。SAS アプリケーションで利用可能な業界をリードする最も強力な監視及び解析システムです。本ソリューションは24/12/6/3Gbps SAS をサポートしています。
Xgig 1000 24 Gbps SAS アナライザは、スタンドアロンのハードウェアアーキテクチャを使用したライブトラフィックをキャプチャおよび解析するための、多彩な最先端のソリューションです。この筐体は 2 つのミニ SAS HD レセプタクルで 24Gbps SAS に対応しており、シングルおよびワイドポート SAS リンクの双方向解析を行うことができます。1 つのポートに 32GB の RAM を装着可能であり、256GB までのトレースができます。前面から背面方向のエアーフローとなり、装置を縦置きにして、デスクトップテスト時のフットプリント全体を最小にできます。
特長
- Non-Intrusiveモニタリングは、アナログパススルーモードによって提供され、真のパッシブでハイインピーダンスの低レイテンシのSAS接続を提供します。このため、受信したすべてのビットをそのままパススルーすることが可能であり、ユーザーはテスト対象のデバイスが見ているのと同じ信号を見ることができます。この機能は当初よりXgig Analyzersが一貫して提供してきた機能の一部ですが、Xgig 1000 24 Gbps SAS Analyzerには、このプロトコルの特定の特性に高速で対処するための改良された方法があります。
- 複数機能のサポートにより 1 つの筐体で複数の機能を実行できるため、設備投資の大幅な節約になります。ユーザーは、Maestro GUIソフトウェアを使用してアクセス可能なライブトラフィックにトラフィックジャミング機能をサポートしながら、Anayzer GUIソフトウェアを使用してトラフィックをキャプチャして解析することができます。
- 解析機能が強化されたことにより、以下をはじめとする広範な解析機能が利用できます。
- 業界最強のトレース機能
- 特許取得済みの検索およびフィルタリング機能
- 他の筐体とカスケード接続することによる複数プロトコルのサポート
- マルチトレースの捕捉を可能にするメモリのセグメント化
- Xgig 1000 24Gbps SAS Expert。1800 以上のメトリックスの自動解析と、複数プロトコルにまたがる 1200 以上の解析機能を提供します。
- 高度自動化により、Xgig 1000 が提供する GUI および API オプションの両方を利用して自動テストやトラブルシューティング手順を設計できます。
- 同期化と共有により、最大 4 つの Xgig 1000 筐体をカスケード接続できるため、同期グループを形成して、時刻同期式の SAS ポートを 最大 32 個合体させることができます。また、Xgig 1000 ポートのリースモデルを利用すると、最大 16 人の同時ユーザーが同じハードウェアで同じテスト設定を利用できるように構成できます。
主な機能
- 複数機能からなる完全統合型のスタンドアロンシステム (アナライザとジャマー)
- システム 1 つあたり 256GB のトレースメモリ
- 以下の捕捉をサポート:
- リンクトレーニング
- OOB と速度のネゴシエーション
- SPL パケット
- 128/150b エンコーディング、24G のみ
- 150b ビュー (SPL パケット) および 128b ビュー
- 訂正可能および訂正不可能 FEC 対応トラフィック (リードソロモン方式) - 訂正可能および訂正不可 FEC SPL フレーム用のカウンタを搭載
- ポートペアで複数ユーザーをサポート
- API によるテストの自動化