VIAVI のグローバル O-RAN プラグフェストへの参加
Showing VIAVI participation in the global O-RAN plugfests hosted by Tier-1 communications service providers and the O-RAN ALLIANCE.
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VIAVI は、RAN インテリジェントコントローラー(RIC)テスト用の業界トップのベンチマークと検証、および新製品のエネルギー効率、セキュリティテスト、適合性と End-to-End テストを含む AI 対応アプリケーションのトレーニングを提供しました。同社はまた、リアルタイム分析と自動化によりテストの効率も向上させました。
VIAVI は 8 か国(米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、日本、韓国)の 11 のラボでのテストに参加しました。主な結果には以下が含まれます。
- AI 対応アプリケーションの RIC テスト。RIC の適合性とパフォーマンスが検証されると、ベンダーは xApp または rApp を実装して RAN インテリジェンスを使用できるようにし、省エネや拡張 QoS などの最先端のユースケースを提供できます。
- セキュリティテスト。ネットワークセキュリティは、オープン・マルチベンダー環境で保護する必要があります。
- 適合性と End-to-End テスト。新しい O-RAN 製品を提供するベンダーは、該当する仕様に従って動作することを検証するために製品を提示できます。O-RU、O-DU、O-CU、RIC などの個々のネットワーク要素に加えて、企業は完全な O-RAN 全体にわたる End-to-End の運用と相互運用性も実証しました。
- リアルタイム分析。これまで、ラボでのテストはキャプチャ、後処理、視覚化に長い待ち時間を必要とするツールに依存していました。VIAVI は CableLabs と協力して、相互運用性と End-to-End テストおよびトラブルシューティングを加速するためのリアルタイム分析を実証しました。
- テストの自動化。スキル不足に直面しているサービスプロバイダーやベンダーは、ラボでの効率化を求めています。VIAVI は、いくつかのデモで、テストケースの開発、スクリプトの作成、ログのフィルタリング、障害の検出を行う AI 主導の機能を提供しました。
O-RAN アライアンスの春季プラグフェスト内での VIAVI からの貢献は、この商品化をサポートする 次の 3 つの主要な分野に焦点を当てました。コンプライアンスを保証するための適合性テスト、ソリューションの信頼性を高めるためのセキュリティテスと、AI/ML が最先端のユースケース向けに RAN インテリジェンスを強化できるようにするための RIC のテストとトレーニング。
- 適合性と End-to-End テスト。新しい O-RAN 製品を提供するベンダーは、該当する仕様に従って動作することを検証するために製品を提示できます。これは、O-RAN の主な利点であるベンダーエコシステムの拡大をサポートします。O-RU、O-DU、O-CU、RIC などの個々のネットワーク要素に加えて、各会社は完全な O-RAN 全体にわたる End-to-End の運用と相互運用性も実演しました。ベンダーには、Benetel、Capgemini、Compal、Inventec、Pegatron、Radisys、その他が含まれます。
- セキュリティテスト。ネットワークセキュリティは、オープン・マルチベンダー環境で保護する必要があります。VIAVI、Pegatron、および別のベンダーは、3GPP セキュリティ保証仕様(SCAS)およびサービス拒否(DoS)など、O-RAN TIFG E2E 仕様の第 7 章のいくつかのテストを実施することにより、RAN 全体のセキュリティを実演しました。また、トランスポート層セキュリティ(TLS)、セキュアシェルプロトコル(SSH)、OFH 認証子およびサプリカント検証(802.1x EAP-TLS)など、O-RAN WG11 セキュリティテスト仕様のプロトコルとオープンフロントホール(OFH)セキュリティのテストにも成功しました。VIAVI と Compal は SCAS テストも実施しました。
- AI 対応エネルギー効率の RIC テスト。RIC の適合性とパフォーマンスが検証されると、ベンダーは xApp または rApp を実装して RAN インテリジェンスを使用できるようにし、省エネや拡張 QoS などの最先端のユースケースを提供できます。VIAVI と Capgemini は、Capgemini RIC 上で Capgemini の AI 対応省エネ rApp の End-to-End 検証を実演しました。VIAVI は、rApp AI/ML モデルをトレーニングするためにセルの履歴データを生成し、AI/ML 省エネモデルがエネルギー消費を削減するためにセルを無効にする時期の学習および予測を支援しました。
VIAVI の 2022 年秋季プラグフェストへの参加
プラグフェストでは、2022 年 10 月および 11 月に複数の国で一連のオンサイトデモが実施されました。
VIAVI は、次のサイトでプラグフェストのテストとデモのためのベンチマークと検証を実施しました。
- 米国ニューハンプシャー州ダーラムのニューハンプシャー大学相互運用性研究所
- 米国カリフォルニア州メンロパークの Meta が主催する TIP コミュニティラボ
- 米国コロラド州ルイビルの CableLabs が主催する Kyrio OTIC Lab
- ドイツ、ベルリンの Deutche Telekom が主催する i14y Lab
- フランス、パリの Orange SA
- フランス、ビオの EURECOM
- イタリア、トリノの TIM Innovation Lab
- NTTドコモと日本の横須賀市の大手サービスプロバイダーが主催する横須賀リサーチパーク
イアン・ウォン博士(Dr. Ian Wong)、VIAVIの CTO 室兼 O-RAN アライアンス試験統合フォーカスグループ共同議長
O-RAN 仕様向け VIAVI テストスイートは、適合性、パフォーマンス、相互運用性、および End-to-End テストに対応しました。
VIAVI は、以下によって提供される RIC と xApp を使用して、準リアルタイムの RIC プラットフォーム適合性テストと xApp パフォーマンスベンチマークを実演しました。
- Nokia の準リアルタイム RIC および E2SM-KPM および E2SM-RC 機能の適合性
- TIM 準リアルタイム RIC、QoS xApp、トラフィックステアリング xApp
- Capgemini Engineering RIC、トラフィックステアリング、QoS xApps
- HCLTech トラフィックステアリングと予測による負荷分散 xApp
- NEC RIC、HCLTech Bouncer xApp
VIAVI TeraVM AI RSG テストは、E2 ノードをエミュレートして、RIC の適合性をテストするための E2 手順と、xApp の機能と意思決定をトレーニングおよびテストするためのトラフィックシナリオを生成します。
VIAVI TM500 UE エミュレータと TeraVM コアエミュレータは、以下を含む複数ベンダーの組み合わせの E2E テストに使用されました。
- O1 経由 で Aarna Networks の AMCOP O-RAN サービス管理とオーケストレーション(SMO)に接続された Capgemini Engineering O-DU と O-CU。これは、TIP OpenRAN オーケストレーションと管理の自動化(ROMA)テスト計画を使用した SMO と O1 の史上初のテストで、TIP と O-RAN アライアンス 間の連携を促進するものです。
- VIAVI E500 をセキュリティテスト用に使用する NEC O-RU と他のベンダーの O-DU および O-CU
- Sunwave O-RU、Radisys O-DU と O-CU、Calnex フロントホール 障害エミュレータ、Xena Networks フロントホール障害エミュレータ、および Lumentum TSFP+
- Node-H O-RU と O-DU および Accelleran O-CU
- Radisys O-DU と O-CU および別のベンダーの O-RU
- Capgemini Engineering O-DU と O-CU および別のベンダーの O-RU
- 第 3 世代 AMD EPYC™ CPU 搭載サーバーで実行する TMLite を使用した VVDN O-RU、OpenAirInterface(OAI)O-DU/O-CU/コアネットワーク
O-RU – VIAVI と Rohde & Schwarz は提携して、富士通の O-RU、Analog Devices の ADRV904x-RD-RUMB 8T8R O-RU リファレンス設計と開発キット、および MTI O-RU の適合性およびパフォーマンステストを実施しました。組み合わされたテストベッドには、VIAVI TM500 O-RU テスターと Rohde & Schwarz の SMW200A または SMM100A ベクトル信号発生器(VSG)、FSW3000 または FSVA3000 信号およびスペクトラムアナライザ、ベクトル信号エクスプローラー(VSE)ソフトウェア、およびシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供する O-RU テストマネージャーが含まれます。これとは別に、富士通 32TRX mMIMO O-RU の直接性能テスト(DPT)には、VIAVI TM500 O-RU テスターと TMLite が使用されました。
VIAVI と Capgemini Engineering は提携して、Capgemini Engineering O-CU のインターフェイス(Xn および F1-C)およびハンドオーバーテストを実施しました。VIAVI TeraVM O-CU テスターは O-DU をエミュレートしました。
スティーブン・ハイヤー(Stephen Hire)、VIAVI ソリューションズのワイヤレスマーケティング担当副社長
2022 年のプラグフェストでは、オープン無線ユニット(O-RU)は、フロントホール適合性認証試験を完了しており、認証を超えて性能テストに移行していることが示されました。O-RU と Open Distributed Unit(O-DU)、O-DU と Open Central Unit(O-CU)などの主要な組み合わせ、および完全な End-to-End ネットワークが実演され、O-RU を超えたマルチベンダー環境での相互運用性にも焦点が当てられました。
ベンダーは、RAN インテリジェントコントローラー(RIC)と、AI/ML 技術をネットワークの最適化とサービス管理に導入する可能性を紹介しました。また、オープンネットワークのセキュリティの重要性が増す中、このプラグフェストセッションには、O-RAN および 3GPP セキュリティテストケースの実行も含まれました。
VIAVI は、以下の会場でホストされたプラグフェストでのテストのベンチマークと検証を提供しました:
- 次の場所における AT&T と Dish Wireless: 米国ニューブランズウィックのラトガース大学 COSMOS ラボ
- 米国ニューブランズウィックのラトガーズ大学の COSMOS Lラボ
- 米国メンロパークの Meta が主催する TIP Community Lab
- 米国ダーラムのニューハンプシャー大学相互運用性研究所
- スペイン、マドリッドのTelefónica
- 台湾の Auray OTIC およびセキュリティーラボ
イアン・ウォン博士(Dr. Ian Wong)、VIAVIの CTO 室兼 O-RAN アライアンス試験統合フォーカスグループ共同議長
O-RAN 仕様向け VIAVI テストスイートは、適合性、パフォーマンス、相互運用性、および End-to-End テストに対応しました。
VIAVI と Rohde & Schwarz は提携して、Foxconn および他のベンダーの O-RU の O-RAN フロントホール(OFH)適合性および 3GPP 事前適合性テストを実施しました。両社はまた、Analog Devices とIntelのコンポーネントを使用して、O-RU リファレンスデザインを共同で検証しました。組み合わされたテストベッドには、VIAVI TM500 O-RU テスターと Rohde & Schwarz の SMW200A ベクトル信号発生器(VSG)、FSW 信号およびスペクトラムアナライザ、ベクトル信号エクスプローラー(VSE)ソフトウェア、およびシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供する O-RU テストマネージャーが含まています。これとは別に、VIAVI は、TM500 O-RU テスター、TM500 UE エミュレータ、および MTS 5800 PTP/SyncE グランドマスターを提供して、C バンド 64TRX Massive MIMO 富士通 O-RU の適合性および性能テストをサポートしました。
VIAVI はまた、セルサイトゲートウェイ(CSG)としての ADVA の FSP150-XG418 での Xhaul トランスポートと同期テスト用の MTS-5800と、ハブサイトルーター(HSR)としての Edgecore AS7316-26XB 上の Ensemble Activator ネットワークオペレーティングシステム(NOS)も提供し、Precision Optical Transceivers のサードパーティ製オプティクスプラグの互換性を検証しました。
VIAVI TM500 UE エミュレータと TeraVM コアエミュレータは、Foxconn の O-RU と別のベンダーのコア、および Pegatron の O-RU、O-CU、O-DU などの複数のベンダーの組み合わせの E2E およびセキュリティテストに使用されました。
VIAVI は、別のベンダーの xApp を VIAVI TeraVM AI RSG テストと統合することにより、準リアルタイムの RIC プラットフォーム性能ベンチマークを実演しました。両社はまた提携して、異常検出、品質予測、トラフィックステアリング xApp を TeraVM AI RSG テストと統合することにより、完全に自動化された閉ループ方式により、マルチベンダー、マルチテクノロジー環境で、準リアルタイムの RIC でトラフィックステアリングを実演しました。
スティーブン・ハイヤー(Stephen Hire)、VIAVI ソリューションズのワイヤレスマーケティング担当副社長
O-RAN アライアンスの第 3 回 プラグフェストは、複数の国が参加し2021 年 10 月および 11 月に一連のオンサイトデモが実施されました。
2021 年プラグフェストでのテストとデモ
VIAVI は、以下の場所でのプラグフェストのテストとデモにおいて、ベンチマークと検証を提供しました。
- ニューブランズウィック(米国):AT&T および Verizon とラトガース大学主催
- メンロパーク(米国):TIP Community Lab での AT&T および Verizon と Meta 主催
- ベルリン(ドイツ):独 Telekom 主催
- マドリッド(スペイン):Telefónica 主催
- グルガオン(インド):Airtel 主催
- 東京(日本):横須賀リサーチパーク主催、楽天モバイルなどの主要サービスプロバイダーが参加
- 台湾:Auray OTIC および Security Lab と中華電信主催
サメハ・ヤメ二ー(Sameh Yamany)、VIAVI 最高技術責任者
今回のプラグフェストでは、RAN インテリジェントコントローラー(RIC)への注目が高まる中、O-RAN エコシステムの急激な進化が実証されました。RIC はネットワークリソースの管理のあり方を変え、人工知能とビッグデータを日々の業務に取り込みます。この新しいテクノロジーの導入に伴うリスクを軽減するために、事業者は VIAVI の TeraVM RIC テストなどのツールを利用して、各種 RAN シナリオでの RIC のパフォーマンステスト、rApp および xApp の機能テストを実施し、さらには AI モデルのトレーニングに必要なデータの生成手段を提供しました。
O-RAN 仕様のための VIAVI テストスイートは、適合性、パフォーマンス、相互運用性、および End-to-End テストにも対応しました。
Casa Systems の Apex 5G Evo Radio は、VIAVI TM500 O-RU テスターと Rohde & Schwarz の SMW200A ベクトル信号発生器(VSG)、FSW 信号およびスペクトラムアナライザ、ベクトル信号エクスプローラー(VSE)ソフトウェアとの組み合わせで検証されました。Sercomm の Small Cell O-RU/O-DU のパフォーマンステストは、VIAVI TeraVMO-CU シミュレーターと TeraVM コアエミュレータを使用して実施されました。Foxconn/WNC/Alpha/ITRI O-RU は、VIAVI TM500 O-RU テスターを使用してテストされました。
クラウドネイティブルーターにインストールされた Accelleran の O-CU のパフォーマンス(負荷/スケール)テストは、VIAVI TeraVM O-CU テスターを使用して実施されました。
Intelの FlexRAN™ リファレンスソフトウェアと Capgemini Engineering の O-CU、O-DU、および コア間の OFH 相互運用性は、グランドマスタークロックとして IP Infusion のフロントホールスイッチを使い、VIAVI TM500O-DU テスターおよび E500UE エミュレータを使用して検証されました。VIAVI は、グランドマスターを使用した Ciena 5164 および 5168、さらには Cisco NCS540 での Xhaul トランスポートおよび同期テストで MTS-5800 も提供しました。
Foxconn の O-RU と別のベンダーの O-DU および O-CU を組み合わせたテストは、VIAVI E500UE エミュレータおよび TeraVM コアエミュレータを使用して実施されました。OFH とEnd-to-End の相互運用性は、TeraVM コアエミュレータと Foxconn の O-RU、Capgemini の O-DU/O-CU および商用デバイス間で実演されました。
Accelleran の dRAX™ RIC と xApps、TCS の RIC とトラフィックステアリング xApp の検証には、TeraVM RIC テストが使用されました。TeraVM RIC テストはまた、楽天コミュニケーションズプラットフォーム(RCP)のデモにも貢献しました。これは、rApp 影響補正や最新の O-RAN SC RIC スタックで動作する RAN 最適化 xApp などの RAN 自己修復と最適化を可能にするプラットフォームです。
VIAVI は、O-RAN ネットワークのラボでの検証やフィールド展開、サービス保証のための市場で最も包括的なテストプラットフォームを提供しており、オンプレミス、パブリッククラウド、プライベートクラウドおよび Test as a Service(TaaS)として展開することができます。85% を超える NEM が gNB の開発に VIAVI の RANtoCore プラットフォームを 採用しており、VIAVI は O-RU、O-CU、O-DU、RIC、およびコア要素の適合性とパフォーマンス、相互運用性のための、市場をリードするユニークな 5G およびオープン RAN テストソリューションを提供しています。
VIAVI の O-RAN ソリューションのデモ
VIAVI は、ラボからフィールドに至るまでの O-RAN テストツールの開発に関してパートナーをサポートし、協同して MV-IoT のEnd-to-End(E2E)の課題に取り組んできました。これには、コンポーネントレベルのラップアラウンドテスト、特定の組み合わせの機能、パフォーマンス、耐久性、耐障害性の妥当性を確認するためのベンダーペアリングの評価およびオープンインターフェイスのプロトコルコンプライアンステストなどがあります。複数の組み合わせを総合的に評価し、システムレベルのテストを実施することは、O-RAN 仕様の成功と適合性に不可欠です。以下の VIAVI O-RAN ソリューションのデモをご覧ください。
2022 年
2021 年
2020 年
VIAVI は、O-RAN ネットワークのラボでの検証やフィールド展開、サービス保証のための市場で最も包括的なテストプラットフォームを提供しており、オンプレミス、パブリッククラウド、プライベートクラウドおよび Test as a Service (TaaS) として展開することができます。85% を超える NEM が gNB の開発に VIAVI の RANtoCore プラットフォームを 採用しており、VIAVI は O-RU、O-CU、O-DU、RIC、およびコア要素の適合性とパフォーマンス、相互運用性のための、市場をリードするユニークな 5G およびオープン RAN テストソリューションを提供しています。
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- 5G コアエミュレーション
- In the Lab Open RAN ウェビナーシリーズを見る。
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- O-RAN 検証